人類が長く存在するためには、環境問題の改善が必要不可欠。それに向け様々な分野で新技術を用いての環境改善に取り組まれている。
自動車分野でも同様で、これまでのガソリン車から電気自動車・ハイブリッド車・PHV車にシフトが進んでいる。
米カリフォルニア州がガソリン車などの新規販売を2035年までに禁じる方針を打ち出すなど、環境対策を重視する欧米各国で同様の動きが相次ぐ。
Contents
電気自動車・ハイブリッド車・PHV車の違い
EV(電気自動車)
(1)メインの動力・エネルギー:モーター・電気
(2)コンセントから充電 :できる
(3)ガソリン:使用できる
メリット:★維持費が安い
デメリット:★航続距離が短い、充電に時間がかかる
PHV(プラグインハイブリッド車)
(1)メインの動力・エネルギー:モーター・電気
(2)コンセントから充電 :できる
(3)ガソリン:使用できる
メリット:★充電ができるので、維持費が比較的安い
★発電しながら走ることができるので、航続距離が圧倒的に長い
デメリット:エンジンとモーターをメインユニットとして両方搭載するので、車両価格が高額
HV(ハイブリッド車)
(1)メインの動力・エネルギー:エンジン・ガソリン
(2)コンセントから充電 :できない
(3)ガソリン:使用できる
メリット:★EV走行時はガソリンを消費しないので、通常のガソリン車より航続距離が長い
デメリット:メインはガソリンなので、EVに比べると維持費は安くない
今後の主力は?
2021年には、EVがHVを上回ると予測。その後もEVの成長が加速する。
逆にHVは成長が止まる。人類は環境に対するベストな選択に向かう。

電気自動車の業界リーダーであるテスラの魅力
電気自動車の業界リーダーはテスラ。企業の時価総額もトヨタを抜いて自動車メーカーで世界一となった。
テスラの自動運転技術
自動運転技術レベル5の達成は「間近」とのことで非常に高い自動運転技術力。レベル5では、運転手による操作なしに移動が可能。
ガソリン車よりもEV車の方が走れるようになることへの期待
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、3─4年以内に容量が50%拡大したEV電池の大量生産が可能になることを示唆した。
更に、テスラが2万5000ドル(約265万円)の新型EVを2023年頃を目途に発売する計画を発表した。
つまり、性能が良く安価なものが2023年頃に実現可能とのことである。
これまで高額で購入できなかった層にも手が届くようになるので、爆発的に売れる可能性を秘めている。他の自動車メーカーがどの程度までEV車に投資して技術力をテスラに近づけてくるかがポイントとなりそう。
いずれにしてもテスラの将来性は無限大である。
テスラのブランド力
現在、モデルS・モデルX・モデル3と発売されているが、最低でも車体価格が500万円を超えており、高級ブランドの位置づけである。消費者側にもテスラは高級感がありハイブランドのイメージがついている。テスラが狙っている市場は、米国内と中国国内がターゲット。現時点では、両市場ともにテスラの独占状態であり、中国人にとってもテスラに乗ることがステータスになると思っている。
■中国国内での販売台数比較



現段階では、テスラが圧倒的なシェアを持っているが、中国新興EVメーカーである「Nio」「XPeng」などが少しづつ販売台数を伸ばしてきているのが気になるところ。今後、どのようにシェアが変わるのか要注意だ。
テスラ株の今後
■テスラ株



直近1年で約5.5倍となっている。今後も快進撃が続くかどうかは誰にも分らないが、ライバルに差を詰められない限りは、まだまだ上がる可能性を秘めていると考える。



テスラ株上昇への鍵となる、中国新興EVメーカー「Nio」「XPeng」
近年の中国メーカーのクオリティは、スマートフォンなどのハイテク機器(ファーウェイ、シャオミ、OPPO、OnePlusなど)を筆頭に、米国の商品と引けを取らない程に素晴らしい。(残念ながら日本製品は既に追い抜かれてしまっている)これを考えると、EV車もテスラを食う可能性が十分にある。なので、「Nio」「XPeng」にも要注意だ。
「Nio」



直近1年で既に約16倍と割高状態になっている。それほどに期待されているとも言える。



「XPeng」



こちらは、2020年8月27日に米国に上場したばかり。まだ株価が上がっていないので狙い目かもしれない。上がるか下がるかは販売台数次第であろう。



比較



まとめ
EV車に注目が集まっている今だからこそ狙い目。これから2~3年の保持というイメージで積極的に狙っていきたい。米国大統領選挙も11/3に控えており、万が一トランプが負けるなんてことになれば、ますます中国銘柄に勢いがつく。なので中国銘柄も積極的に投資しようと考える。
では☆彡